「スイッチングって、なんだか難しそう」
「商品を売ると、利益に税金がかかって損をするのでは?」
正直なところ、私はこれまでスイッチングという仕組みを正しく理解できていませんでした。
「売却」という言葉の響きに、どこか身構えていたのだと思います。
しかし、実際に手続きをしてみて分かったのは、
iDeCoという制度がいかに効率的な仕組みであるかということでした。
1.スイッチングは「売却」ではなく「預け替え」
通常の投資(特定口座など)であれば、
利益が出ている商品を売却した時点で約20%の税金が差し引かれます。
再投資に回せるのは、税金が引かれた後の「残り」だけです。
ところが、iDeCoのスイッチングは全く違いました。
含み益に税金がかからない: 利益を1円も減らさず、そのまま次の元手にできる。
複利のパワーを維持: 本来なら税金で消えるはずの分まで、次の商品で運用し続けられる。
それはまさに、資産を外に出す「売却」ではなく、
箱の中身を入れ替えるだけの「預け替え」。
税金で目減りさせずに再投資できるこの仕組みこそ、
iDeCoの「隠れたメリット」だと思います。
2.操作は驚くほどシンプル
「手続きが面倒そう」という先入観もありましたが、
いざ画面を開いてみると操作は非常にシンプルでした。
案外あっさり完了し、「もっと早くやっておけばよかった」
というのが率直な感想です。
※注意点:完了までのタイムラグ
売却から購入完了まで、1〜2週間程度のタイムラグがあります。
その間は一時的に待機資金の状態になります。
3.山崎元氏の教えをあらためて実践
今回のスイッチングの目的は、
散らばっていた商品を整理して、ポートフォリオをシンプルにすることでした。
「全世界株式インデックスファンド一本でいい」
「運用は徹底的にシンプルに」
経済評論家の故・山崎元氏が伝えてこられたこの哲学を、
あらためて実践する形になりました。
似たような値動きをする商品を一つにまとめることができ、
精神的にもとてもすっきりしました。
全体像が把握しやすい、自分にとって納得感のある形に近づいた気がします。
4.スイッチングは「リバランス」にも使える
スイッチングは、今回のような「一本化」だけでなく、
増えすぎた資産を売って元の比率に戻す「リバランス」にも使えます。
本来なら税金がかかる資産整理も、iDeCoなら1円も目減りさせずに行える。
この点も含めて、iDeCoは本当に強力な制度だと再認識しました。
補足:スイッチング前に知っておきたいこと
スイッチングは便利な仕組みですが、いくつか注意点もあります。
売却から購入完了まで、1〜2週間ほど時間がかかる
その間は一時的に待機資金となる
銘柄によっては、信託財産留保額がかかる場合がある
売買を繰り返すと、複利効果が薄まるため、頻繁なスイッチングには向かない
とはいえ、iDeCoは長期運用が前提の制度です。
資産整理やリバランス目的であれば、個人的には大きなデメリットとは感じませんでした。
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