事前に通知ハガキが届くのが一般的ですが、忙しいと見落としてしまうことも…。
まさに今回の私がそうでした。
同じ銀行で再び口座を持ちたい場合は、新規口座の開設手続きが必要になります。
- 未利用口座にならないよう、定期的に入出金や残高確認をする
- 銀行からの通知ハガキは、見えるところに置いておくなどして忘れずに確認する
SBI新生銀行の「ハイパー預金」は、年0.42%という高金利に加え、普通預金から自動で資金を移せる「定額自動振替サービス」などが特徴の預金商品です。
私はそのメリットを理解していながら、これまで利用せずにいました。
しかし先日、SBI証券の投資信託の積立設定で“ある資金移動の失敗”を経験し、ついにハイパー預金への切り替えを決意することになりました。
この記事では、
なぜこれまで申し込まずにいたのか
なぜ今、切り替えると判断したのか
実体験を交えてお伝えします。
✅なぜハイパー預金を利用していなかったのか?
@新生コネクトがまだ使えるから
ハイパー預金を申し込むと、現在利用している「SBI新生コネクト」は自動的に解約されます。この新生コネクトは2026年にサービス終了予定で、新規受付もすでに停止しています。
とはいえ、使い慣れた仕組みをそのまま使いたい気持ちもあり、急いで切り替える必要もないかなと思っていました。
A金利差が小さい(私のケースでは)
私はSBI新生銀行の「ダイヤモンドステージ」に該当しており、普通預金でも年0.4%の金利が適用されています。
ハイパー預金の0.42%との差はわずか0.02%。
このわずかな差のために、ATM出金などの手間などが増えるなら、今のままでも問題ないかも…と考えていました。
BATM出金に手間がかかる
ハイパー預金の残高を引き出すには、一度「普通預金」に振り替える必要があります。
スマホアプリがあれば外出先でも対応できますが、私はスマホを持っていないため、事前に自宅で振替しておかなければなりません。
「ちょっと現金を下ろしたい」というときに、この一手間がどうしてもネックに感じていたのです。(私はレアケースかもしれませんが…)
❗転機:投信積立エラー
そんな中、思わぬ出来事が起きました。
SBI証券の特定口座で「金」の投資信託を複数日積立で設定したところ、約定エラーが発生。
理由は「買付余力が不足していたため」でした。
「おかしいな」と思い確認すると、銀行から証券口座への自動入金が動いていなかったのです。
🔍NISAでは問題なかったのに…
私はSBI証券でNISAの毎日積立を行っており、そちらではSBI新生コネクト経由の自動入金が正常に機能。問題なく積立できていました。
しかし、特定口座には同じ設定が適用されておらず、資金が証券口座に届かなかったために約定エラーとなったのです。
⚠特定口座では、自動入金の設定がされていなかった
SBI新生コネクト自体はまだ有効ですが、口座の種類ごとに自動入金設定が異なることに気づきました。
今後もこのようなエラーが発生する可能性を考慮し、資金移動の仕組みを見直す必要を感じました。
🔄 ハイパー預金への切り替えを決意した理由
今回の失敗をきっかけに、以下の点を踏まえて、ハイパー預金への切り替えを決断しました。
🔹 定額自動振替サービスで、普通預金からハイパー預金へ資金を安定的に移動できる
🔹 普通預金より金利が高い(0.42%)
🔹 SBI新生コネクトが2026年に終了予定なので、早めの移行が安心
💳配偶者の口座はどうする?
配偶者名義の口座ではクレジットカードの引き落としがあるため、普通預金に残高を残しておく必要があります。
ハイパー預金は普通預金からの一方向の振替で、ハイパー預金に移した資金からは引き落としができません。
このため、すべてをハイパー預金に移すと支払いができなくなるおそれがあります。
クレジットカードなどの引き落としに対応するため、当面はSBI新生コネクトのまま運用を続ける予定です。
※毎月の支払いがある場合は、普通預金とのバランスを取りながら利用するのがおすすめです。
📌ハイパー預金へ切り替える前に確認したいこと
私と同じようにSBI新生銀行を使って投信積立をしている方は、以下の点に注意してください。
| 注意点 | 内容 |
|---|---|
| ハイパー預金の申込により、新生コネクトは自動解約される | 再設定は不可。元に戻せません。 |
| 新生コネクト解約により、自動入金サービスも停止 | 証券口座への資金移動は手動対応に。 自動振替サービスの利用も検討を。 |
| ハイパー預金には、外部から直接入金できない | 必ず普通預金から振替を行う必要があります。 |
💡まとめ:トラブルを未然に防ぐ3つの教訓
✅ NISAと特定口座では、自動入金の仕組みが異なる
✅ 「自動で資金が動く」と思っていても、設定ミスで止まることがある
✅ サービス終了に備えて、早めに資金運用の見直しが必要
🧭 関連リンク
✉️ 最後に
「積立の設定をしたつもりだったのに、うまく資金が動いていなかった」
そんなことは、意外と起こりやすいです。
特にSBI証券 × SBI新生銀行のような連携利用の場合は、それぞれの口座ごとに設定内容を確認することが重要です。
私のような失敗を防ぐためにも、
ぜひ一度、あなたの積立設定・資金移動ルートを見直してみてください。
前回の記事では、SBI新生銀行の「ハイパー預金」について、メリット・デメリット(気をつけたい点)を紹介しました。
今回は、「投資をしない人でも、ハイパー預金を“貯蓄用のメイン口座”として活用できる方法」を、さらに具体的にご紹介します!
ポイントは「ほったらかしで積立ができる」こと
ハイパー預金は、SBI新生銀行の普通預金から毎月自動で資金を移せる設定ができます。
つまり、一度設定すれば:
💡 通常の定期預金と違って、いつでも引き出しOKなのも嬉しいポイント。
パターン@:メガバンク普通預金から資金をシフト
メガバンクの普通預金金利は、現在0.20%(2025年9月27日時点の三井住友銀行公式サイト普通預金<標準金利>を参照)と、かつてよりは上昇していますが、インフレや他のネット銀行の金利と比べると、「決して高金利とは言えない」水準です。
一方、SBI新生銀行のハイパー預金なら0.42%(税引前)。同じく預けるだけでも、2倍以上の利息がつきます。
たとえば、100万円を1年間預けた場合の利息は:
パターンA:自動振替で“生活費以外”をコツコツ積立
SBI新生銀行の普通預金から、毎月の余剰資金を自動でハイパー預金へ。
パターンB:投資を始めるときにすぐ使える“待機資金口座”として
投資はまだ始めていないけど、いつかチャレンジしたい方におすすめ。
ハイパー預金に貯めておけば、SBI証券と自動連携されているので、買いたいタイミングですぐ使えます。
✅ おさらい ハイパー預金が「投資しない人」におすすめな理由
自動振替で“ほったらかし積立”が可能
元本保証&預金保険の対象で安心
将来の投資にもすぐ使える仕組み
「投資はまだ不安。でも、お金は効率よく貯めたい」
そんな方に、ハイパー預金は“最強の貯蓄口座”になるかもしれません。
「ちょっとでも金利が高い預金に預けたい」
「SBI証券との連携をもっとラクにしたい」
そんな方におすすめなのが、SBI新生銀行の『ハイパー預金』です。
年0.42%(税引前)の高金利に加え、SBI証券との自動連携など、便利な機能が満載!
本記事では、そのメリット・デメリットをやさしく解説します。
ハイパー預金のここがスゴイ!(メリット)
1.とにかく金利が高い!
ハイパー預金を設定することで、年0.42%(税引前)の高金利が適用されます!
2.SBI証券と自動連携
ハイパー預金にお金を入れておくだけで、SBI証券の買付余力に自動反映!
株や投資信託、IPO申込にもすぐ使えます。(SBI新生コネクトの留保額設定も不要に)
わざわざ資金移動する手間がなく、運用がラクになります。
✴︎SBI新生コネクト:SBI新生銀行とSBI証券を自動連携する機能。従来はIPO申込などの時に留保額(SBI新生銀行に自動出金しない金額)の設定が必要でした。
3.売却代金も自動で戻る
株を売ったときの代金は、自動でハイパー預金に戻る仕組み。
資金移動の操作が不要なので、スムーズな資金管理ができます。
4.資金の移動が自由&自動設定もOK
ハイパー預金と円普通預金の間で、1円単位で即時振替が可能。
アプリやWebから簡単に操作でき、以下のような自動設定も可能です:
5.預金保険の対象で安心
ハイパー預金は、預金保険の対象です。
「元本1,000万円まで+利息」が保護されるので、万が一のときも安心です。
※SBI新生銀行内の他の預金と合算して1,000万円まで+利息が保護対象となります。
ここはちょっと注意!(デメリット・気をつけたい点)
6.公共料金等の引き落としには注意が必要
ハイパー預金口座から公共料金やクレジットカードの引き落としが可能かどうかは、公式に明言されていないので、普通預金残高から行われる可能性が高いです。
💡そのため、必要な金額はハイパー預金に振り替えず、普通預金に残しておくのが安心です。
7.自動振替と引き落とし日はズラしておこう
ここでいう「自動振替」とは、ハイパー預金と円普通預金の間の資金移動(定額自動振替)です。
たとえば「毎月25日に円普通預金→ハイパー預金に1万円振替」のように設定できます。
ですが、公共料金やカードなどの引き落とし日と自動振替日が重なると、どちらかが残高不足となり、引き落としや振替が失敗する可能性があります。
💡 対策として:
8.手動振替派は「うっかりミス」に注意
ハイパー預金に全額を移してしまい、普通預金に資金が残っていない場合、
公共料金等の引き落としエラーが起きる可能性があります。
💡対策として:
9.預金保険の限度を超えるなら分散も検討
ハイパー預金は預金保険の対象ですが、他の預金と合算して1,000万円まで+利息が保護対象です。
もしそれ以上の資産を預ける場合は、他行に分散するのも一つの方法です。
まとめ:ハイパー預金は、こんな人におすすめ!
1. 一括で30万円預けた場合
税引前利息: 30万円 × 1.00% × (6ヶ月 ÷ 12ヶ月) = 1,500円
税額(端数切り捨て): 1,500円 × (国税15.315% + 地方税5%) = 308.25円 → 308円
税引後受取額: 1,192円
2. 10万円ずつ3本に分けた場合 各10万円ごとに計算するため、税額の切り捨ての影響を受けます。
税引前利息(1本あたり): 10万円 × 1.00% × (6ヶ月 ÷ 12ヶ月) = 500円
税額(端数切り捨て): 500円 × (国税15.315% + 地方税5%) = 102.75円 → 102円
税引後受取額(1本あたり): 500円 - 102円 = 398円
3本合計: 398円 × 3 = 1,194円
比較すると、分けて預入した方が2円多く受け取れる可能性があります。
また、6ヶ月の間に資金が必要になる可能性がある場合は、分けて預け入れした方がいいです。
6ヶ月は短いようで結構長いものです (^◇^;)
定期預金を中途解約すると、適用される金利は 解約日における普通預金金利(スタンダードステージの金利・年0.21%)になるため、一括預入の場合は 全額が普通預金金利に変更されてしまいます。
分割して預け入れておけば、必要な金額だけ解約して、他は継続できるため、高金利を維持しやすくなります。

| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
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| 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
| 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
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