今日は、最近ずっと心の中にたまっていたモヤモヤを書いておこうと思います。
近所に、数年前から空き家になっているお宅があります。
道路に面した生垣には季節ごとに花が咲いて、パッと見はきれいなのですが、
現実はなかなか大変です。
枝が道路に大きくはみ出していて、花びらや葉っぱ、実などが毎日たくさん落ちてくるんです。
以前はご高齢の方がお一人で住まわれていたのですが、
体調を崩されてから別の場所で暮らすようになり、
それきり家主さんの姿は見かけなくなりました。
時々どなたかが様子を見に来ていた時期もありましたが、最近はそれもありません。
せめて道路だけでも、と思って、私はこれまでずっと掃除を続けてきました。
毎日のように自分の家のついでにそのお宅の前も掃き、
落ち葉や花びらをまとめて処分していました。
それだけではなく、秋から冬にかけては強い北西の風で、
どこからともなく大量の枯葉が集まってくることもあります。
でも、ふと周りを見ると、
近所の方は落ちている葉っぱをその空き家の前にササッと寄せるだけで終わり。
「いつもあの人が掃除しているから、任せておけばいいか」
そんな風に思われているのかな、と悲しくなることもありました。
気づけば、「良かれと思って始めたこと」が、
いつの間にか「私の役割」として押し付けられているような気がして。
これは何の罰ゲームなんだろう、と虚しくなってしまいました。
だから、少し前から掃除をやめてみたんです。
そうしたら、やっぱり心の中がすっきりしました。
これは善意ではなく、
誰かの責任を代わりに背負わされていただけだったと気づいたからです。
空き家の管理って、本当に難しい問題だと思います。
でも、枝が道路にはみ出し、近隣に負担がかかっている状態は、
やはり放置していいものではないと思います。
せめて最低限の手入れだけでもしてもらえたら、周りの人の気持ちもずっと楽になるのに……。
空き家が増えている今、個人の問題としてだけではなくて、
もっとちゃんとしたルールや仕組みが必要なのかもしれません。
最近では、管理が不十分な空き家に対して自治体が指導を行ったり、
所有者不明の場合でも法的に対応しやすくなったりと、少しずつ制度も整い始めているようです。
また、所有者が遠方に住んでいる場合でも、
シルバー人材センターや専門業者による定期的な清掃・管理サービスがもっと一般的になれば、
近隣住民がこれほど悩まされることも減るのではないでしょうか。
「誰かの善意」に頼るのではなく、適切な管理が「当たり前のルール」として機能する。
そんな社会になればいいなと思います。



