👉【前編はこちら】
▶︎ Facebook広告に潜む罠|格安KEENサンダルで詐欺被害&カード請求の実態
■前編のおさらい
2025年9月上旬、配偶者がFacebook広告経由でKEENのサンダルを約3,200円で購入したところ、
そのサイトがフィッシング詐欺サイトであることが分かりました。
購入後、注文確認メールが届かない
サイトに再アクセス不可
商品が届かない
カード明細に、謎の海外名義から3,866円の請求
すぐにクレジットカード会社に連絡し、以下の対応を実施しました:
カード停止・再発行
チャージバック(不正請求の返金)申請の準備
🧾【チャージバック申請とその後の流れ】
▶︎9月中旬:カード会社にチャージバックを依頼
カード会社に電話でチャージバックを依頼。 担当者曰く「社内調査に1週間ほどかかる」とのこと。
▶︎9月下旬:カード会社からの回答
約1週間後、カード会社より再度連絡がありました。
「請求を止めることはできないため、9月分のご利用として一度引き落としされますが、その後、同額の返金を予定しています。
ただし、Mastercard(国際ブランド)との交渉が必要になるため、結果次第では再度ご連絡を差し上げます。
補償が得られた場合は、こちらからの連絡は行いません。」
念のため、こちらから次のように確認しました:
この時点で、担当者の説明からは、返金されるかどうかはMastercardの判断次第という印象を受けました。
■現在の状況(10月中旬時点)
9月のカード利用分は10月10日に引き落とし済み
カード会社からの返金はまだ実施されていない
商品も未着のまま
返金については、Mastercard側の処理結果が出るまで待機という状態が続いています。
今のところ、カード会社からは追加の連絡はありません。
■チャージバック申請で感じたこと
【実感】チャージバックは、時間も不確実性も想像以上。
チャージバックには数週間〜数ヶ月かかる
カード会社と国際ブランド(Mastercardなど)双方の判断が必要
最後まで返金されるか不透明
手続きが進んでも、「返金されるまで安心できない」のが実情です。
■今後のために注意すべきこと
「安すぎる広告」には注意
定価の1/5のブランド品は、ほぼ詐欺と思って間違いなし。サイト情報・言語・会社概要をチェック
不自然な日本語や会社情報がないサイトは要警戒。不審な請求元名義は即確認
例:「PM *YHT TRADING COMP HONGKONG」など。詐欺に気づいたら即カード会社へ連絡
証拠(広告、請求明細、スクショなど)を残しておくとスムーズです。
■まとめ|「返金ありき」ではなく「返金されないかも」と考える
今回は、カード停止や再発行こそスムーズでしたが、返金が確実ではないこと、そして処理に時間がかかることに、大きな不安を感じました。
金額も、約4,000円という“微妙なライン”。被害に気づいても泣き寝入りしてしまう人も多いのではと感じます。
詐欺に引っかかるなんて、本人も思っていなかったでしょうが、配偶者には今後十分気をつけてもらいたいと思います。私自身も、もちろん気をつけます。
そして、この文章を読んでくださっている皆さんも、どうか本当に気をつけてください。
※進展があれば、この記事に追記していきます。
<追記>2025年10月25日
10月23日、クレジットカードの引き落とし口座に
引き落としされた額、3,866円の入金がありました。
チャージバックを申請して約1ヶ月後の返金となりましたが、無事に取り戻せてホッとしました。
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