最近「聖者の行進」(1998年)のドラマを知り、YouTubeに上がっていたので
一気に全話見ることができました。脚本は野島伸司さんです。
1995年に実際にあった水戸事件がモデルとされており、知的障害者に対する暴行強姦の事件なのですが、ドラマのそのシーンは強烈すぎて今の時代では確かに放送は難しい内容ですね、、
主人公いしだ壱成さん演じる永遠(とあ)くんの、ピュアな優しさに心を打たれます。
どなたかがコメントされていた、第一話42分辺りからのシーンが壱成さんの真骨頂ですね。
実家に帰った時に「いなくなってよかった」という家族の発言をたまたま聞いてしまったことで自分の居場所がないと泣くシーン。
「僕たちは人間です」
めちゃくちゃに暴行を受ける
障害者雇用の補助金をもらいながら、いくつも費用を差し引いてほとんど給料を渡さない
強姦事件の裁判で、相手側の弁護士の策略により唯一の証人である永遠くんの発言が阻止されてしまう
とてもつらくて悲しい
出演者皆さん演技が上手で引き込まれました。
ドラマでは、ある種笑顔でこれからの展開を明るいものにして終わっています。
今、現実に障害者施設において、このようなことが行われていないことを願っています。
★再放送できないのは、暴行シーンの他に、出演者の薬物逮捕があったからですね、、
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