このたびの小林製薬の「紅麹」成分入りのサプリメントを摂取した人に健康被害が確認された問題にとても驚きました。亡くなられた方もおられ、食品であるサプリメントが健康の助けとなる一方で毒にもなり得たことが分かりました。恐ろしいですね。
ただ、サプリメント自体が悪いわけではなく、報道によると今回は何らかの原因で抗マラリア特効薬の候補である「プベルル酸」が製造ラインで混入してしまったのでは、とのこと。衛生管理がどうだったか調査が進められています。
では、ファンケルでも紅麹入りのサプリメント「コレステサポート」を販売していてそちらはどうなのかと言うと、「コレステサポート」に含まれる紅麹は、小林製薬の原料とは製造工場が違い、さらに医薬品レベルの工場で製造し全ロット管理しているため、意図せぬ成分が混入する可能性はないということです。
これらの「機能性表示食品」は、国の審査がないのでそれだけ早く販売時期を早められることや費用を削減できるため、今や「特定保健用食品(トクホ)」の2倍以上の市場規模になっています。今回の件でそのガイドラインの見直しが必要では、とWBSが伝えていました。
私はファンケルを信用しているのでこれからも栄養補助としてサプリメントを飲み続けようと思います。しかし、安易にサプリメントに頼るのではなく、なるべく食事と運動だけで健康管理をすることが大事だと改めて思いました。
ラベル:ファンケル