興味深い記事がありました。
NEWSポストセブン 2022/5/30 21:15
脳神経外科医で、東京脳神経センター理事長の松井孝嘉氏によると、
うつ症状の多くが、首の筋肉のこりに起因する自律神経失調症の諸症状であることが自身の研究で分かったそうです。
「心因性のうつ」とは別物の、「頸性うつ」(頸性神経筋症候群)は心因性のうつの治療法ではあまり効果がないという。
頸性うつが周知されておらず、適切な治療法ではないので治らないケースがあるようです。
こちらに来院する患者のうち、心因性のうつは1割未満で、9割以上が頸性うつと診断されるとのこと。
スマホやパソコンで前屈みになる姿勢から首がこることで頸性うつを引き起こしているとしたら、まさに現代病で恐ろしいことですね。
予防は、15分おきに天井を見るなどして首の筋肉をほぐすこと、そして温めること。
★自分で揉んだり叩いたりしない。特に強く揉むと神経を圧迫してしまうので、逆効果とのことです。